TADAHIRO

Tadahiro

絵からシステムへ。
いまはゲームと小さな道具を作っています。

SELECTED WORK

文FUMI

CONCEPT / DESIGN

改まって伝えたいことがあるとき、メッセージの吹き出しでは、少し軽すぎることがあります。かといって、便箋と封筒を買いに行き、字を書き、切手を貼るところまでは、なかなか辿り着けません。

文は、縦書きの手紙を一枚の画像にして送るための道具です。宛名と本文、結び、日付、差出人を入れると、書くそばから縦書きの便箋に組まれます。できるのは封筒と便箋の二枚の画像で、封筒から順に送ると、受け取った人は封を開けるように読むことになります。紙で渡したいときは、便箋だけを A5 で印刷できます。

遭遇図鑑は記憶、旅のしおりは予定、文は言葉。贈るために作る道具の、三つ目です。

封蝋で閉じた封筒と、縦書きの便箋
ENVELOPE / LETTER — 封筒と便箋 便箋は一行二十七字、一枚十一行。長いときは三枚目まで続きます。封蝋には差出人の名前の一字が押されます。 OPEN ↗
入力画面と、組み上がっていく封筒と便箋のプレビュー
EDITOR — 書くそばから組まれる 日付を入れると、その月の時候の挨拶が三つ出ます。使うかどうかは自由で、いきなり本題から書いてもかまいません。
01

封筒と便箋を、二枚に分ける

一枚にまとめれば送るのは楽ですが、手紙は封を開けるところから始まります。封筒を先に送り、便箋をあとに送る。この一拍の間を、画像の順番で作っています。

02

縦書きだけにする

横書きの選択肢を持たせると、道具が「どちらにしますか」と聞くことになります。縦に書くと決めてしまえば、句読点のぶら下げや、行頭に来てはいけない字の扱いまで、縦書きの作法に沿って組めます。

03

口調は、道具が決めない

時候の挨拶は、改まったもの、やわらかいもの、ふだんの言葉の三つから選べますが、入れなくてもかまいません。です・ますでも、いつもの言葉でも、書いたとおりに便箋に載ります。整えるのは組み方だけで、言葉には触れません。

旅のしおりSHIORI

CONCEPT / DESIGN

旅の前には、予定をひとつにまとめる時間があります。何時にどこで集まるか、何を持っていくか、宿代はいくらか。幹事がグループに流した言葉は、やりとりが進むほど上へ上へと押し流されていきます。

旅のしおりは、その予定を一枚の紙のしおりに組んで、画像にして送るための道具です。タイトルと日付、日程、持ち物、メモ、お金を入れると、入力するそばから縦長の一枚に組まれます。できた画像は、そのままメッセージやストーリーで送れます。

しおりには、二つの意味があります。旅の案内と、本に挟む栞。穴と紐、縦書きの題、隅の印。旅が終わったあとも、写真フォルダに一枚、挟まったまま残ります。

表紙・日程・持ち物とメモの三枚のしおり
PAGES — 表紙・日程・持ち物とメモ 日程が一枚に入らないときは文字を少し小さくし、それでも入らなければ日ごとに分かれます。 OPEN ↗
入力画面と、組み上がっていくしおりのプレビュー
EDITOR — 入力するそばから組まれる 写真を入れると差し色の二色刷りになります。写真はこの端末の外に出ません。 結婚式・旅行・年末の版(英語)— ETSY で ↗
01

リンクではなく、画像で渡す

開く、読み込む、ログインする。リンクには受け取る側の手間があります。画像なら、送った瞬間に相手の画面に全部出ます。保存して、あとで見返すのも簡単です。

02

紙の栞の形を、そのまま借りる

上に穴と紐、右に縦書きの題、右下に印。本に挟む栞の作法で組むと、ただの予定表が「旅の案内」に見えてきます。画面の中の紙にも、粒子と少しの陰影を重ねています。

03

差し色は五つ、紙は一つ

選べるのは藍・朱・松葉・芥子・墨の五色だけで、紙の色は変えられません。誰が作っても、同じ一冊のシリーズに見えるようにするためです。写真もその一色で染めるので、どんな写真を入れてもしおりの色に収まります。

OTHER WORKS

01

遭遇図鑑 ENCOUNTERS

OPEN ↗
Web appCanvasIllustration
02

Pointer-reactive contour field

CanvasJavaScriptGenerative
03

Todo application

JavaSpring BootRender
04

Drawing

サイの置物と手と金属棒の鉛筆デッサン
PENCIL
ビニールに包まれた手の鉛筆デッサン
PENCIL
猫の肖像のデジタル彩色イラスト
DIGITAL
PencilDigital
05

Line drawings

百合の花の線画
ILLUSTRATOR
横顔の線画
ILLUSTRATOR
IllustratorVectorLine art
06

3D / CG

空気で膨らませた立体文字のレンダリング
TYPOGRAPHY
ビニールで包まれたソファのレンダリング
PRODUCT
3DCGModelingRendering

ABOUT

絵から入って、システムに来ました。美術予備校で東京藝大を目指して数年デッサンを描き、多摩美術大学へ進み、その後に大学を移って、システムエンジニアとして企業の基幹システムの開発をしてきました。いまは YOHAKU という名前で、ゲームと小さな道具を作っています。

線を引くことと、システムを組むことは、自分の中では地続きです。どちらも先に構造を決めて、そのあと細部を詰める作業なので。順番を間違えるとどちらも破綻します。

Webやゲームの制作は、その両方を同時に使える場所として続けています。構成を決め、写真を撮り、設計から実装まで一人で通せること。そして見た目の判断を人任せにしないこと。いまの持ち味はそこだと思っています。

BASE
Tokyo
NOW
ゲームと小さな道具(YOHAKU ↗)
BEFORE
美術予備校 → 多摩美術大学 → 立命館大学 → システムエンジニア(基幹システム開発)
STACK
JavaScript, Java / Spring Boot, Python, AWS
DESIGN
UI設計, 撮影, ドローイング, ジェネラティブ
ALSO
ボクシング歴6年(競技), ウエイトトレーニング, シムレーシング

CONTACT

tadahiro.works@gmail.com

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